月光写真
1964年から71年にかけて写真家・荒木経惟が「月光荘」のスケッチブックに個人的な習作として撮り溜め、自らレイアウトしたスクラップブック全26冊が突如倉庫から発見された。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞した荒木が72年に電通を退社してフリーになるまでの期間、『センチメンタルな旅』以前。天才・アラーキーの生成を紐解く上で欠けていたピース、「青の時代」とも言える貴重な時間の記録が『月光写真』と名付けられついにそのベールを脱ぐ。これまでほとんど発表されることのなかった荒木の「原点」であり、そこにはその後の天才の写真人生を彩っていくモチーフの多くが出揃っている。まさに永久保存版の渾身の写真集。
― 出版社説明文より
- 判型
- 275 × 210 × 33 mm
- 頁数
- 510頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2019
- 言語
- 日本語