神息の音
「神息(かみき)」は原の造語である。 2019年1月から5月に掛けてこの言葉の元で撮影し、そのフィルムから選ばれた27枚の写真。 残された時間を費やして完成をみて、原は2019年12月16日、永眠の床についた。本作は文字通りの遺作であり、原芳市が最後に見つめた神のいる光景がある。
「悪くない人生だったよ。自分にそう言い聞かせることで、終焉時の安定を保つしかなかった」― 原芳市(本書あとがきから)
― 出版社説明文より
- 判型
- 369 × 305 mm
- 頁数
- 68頁、掲載作品27点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2019
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 500