荒木経惟 センチメンタルな旅 1971- 2017-

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荒木経惟 センチメンタルな旅 1971- 2017-

荒木経惟

出版社:ヒヒ

写真家・荒木経惟の膨大な作品群から、妻「陽子」というテーマに焦点をあて、陽子を被写体とする作品、その存在を色濃く感じさせる多様な作品によって構成される、同名写真展の公式展覧会カタログです。

荒木自らが「陽子によって写真家になった」と語るように、1968年の出会いから1990年のその死に至るまでの妻・陽子との濃密な時間から生み出された作品群は、写真の核心を貫き、見る者の心を揺さぶらずにはおきません。

結婚前の貴重な未発表ポジ作品や本展のための新作をはじめ、私家版として発売された幻の写真集『センチメンタルな旅』全108点を収録。もっとも重要な被写体である陽子を通じて、荒木が重要視する被写体との関係性を探り、また彼の写真の神髄である「私写真」について考察します。

タイトルの「センチメンタルな旅」は、1971年出版の写真集のタイトルでもあり、また2017年現在からさらに続く写真人生そのものを表しています。荒木にゆかりの豪華執筆陣によるエッセイも必読、すでに500冊以上になる荒木の写真集において、決定版となる一冊です。

収録作品:〈センチメンタルな旅〉〈東京は、秋〉〈食事〉〈センチメンタルな旅、冬の旅〉〈空景/近景〉〈三千空〉他、結婚前の陽子を撮影した60年代の未発表ポジ、陽子をテーマとする作品、愛猫チロのポラロイド、2017年撮影の最新日記シリーズ

執筆:吉増剛造(詩人)、ユルゲン・テラー(写真家)、石内都(写真家)、古屋誠一(写真家)、森山大道(写真家)、伊藤俊治(美術史家)、フィリッポ・マッジア(モデナ写真財団)、笠原美智子(東京都写真美術館)、北澤ひろみ(キュレーター)

― 出版社説明文より

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判型
185 x 257 mm
頁数
288頁、写真作品402点
製本
ハードカバー
発行年
2017
言語
日本語、英語
ISBN
978-4-908062-18-6

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