梅ヶ丘墓情
タカ・イシイギャラリーでの個展「梅ヶ丘墓情」に際して刊行された写真集。中判カメラで撮影したカラー、モノクローム写真を収録。現在居を構える梅ヶ丘の自宅とその周辺で撮影され、荒木作品の被写体に度々登場する、怪獣のオブジェや人形、玩具、花、そしてバルコニーからの風景などが多く含まれる。どこか冷たく静かな寂寥感が漂うのは、写真を通して愛するものの死と向き合ってきた作家自身の死への意識の表出なのかもしれない。
- 判型
- 368 × 252 mm
- 頁数
- 27頁、掲載作品90点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2019