六花
蓋をしてもよぎるのが雪景色で、 降り始めのかわいた雪が、コートの袖で結晶の形を見せてくれたり、 頬から耳の上の方へ青白い雪風が抜けてゆく。 そういう感覚は鮮烈で、春や夏の風景にもまとわりつくようなところがあります。 「六花」とは、雪の別称で、結晶が六角形であることに由来するそうです。
ー後書きより抜粋
- 判型
- 232 x 282 x 12 mm
- 頁数
- 80頁、収録作品68点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2014
- 限定500部
蓋をしてもよぎるのが雪景色で、 降り始めのかわいた雪が、コートの袖で結晶の形を見せてくれたり、 頬から耳の上の方へ青白い雪風が抜けてゆく。 そういう感覚は鮮烈で、春や夏の風景にもまとわりつくようなところがあります。 「六花」とは、雪の別称で、結晶が六角形であることに由来するそうです。
ー後書きより抜粋