LABYRINTH
1960年代から2000年代に至る自身の過去50年分のコンタクシートを、すでに人々に知られている象徴的な画像はもちろん未発表の画像も、全てを等価に扱い見直し複写した写真集。繰り返されるイメージ、ある場面のシークエンスなど、見るものは作家の視線と思考の奇跡をトレースする感覚を味わいながら、森山大道の写真の実践への問いかけの迷宮へと導かれる。
「あのひとは、まだ見つからないので、旅をしているのです⋯⋯」
人の日々は、迷宮に彷徨い、迷路を辿る、心と肉体の旅。
けっして、完成することなきジグソーパズル。
― 森山大道
- 判型
- 306 × 234 mm
- 頁数
- 304頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2012
- 言語
- エディション
- 1000