荒木経惟、写真に生きる。
荒木経惟が語り尽くす、60年間の写真家人生。
アラーキーの愛称で知られる、日本を代表する写真家、荒木経惟。
1960年代からエネルギッシュな活動を始め、国の内外で多数の展覧会を開催、高い評価を得ている。最愛の妻・陽子、愛猫チロ、女性、花、空、風景、東京の街、食事、人妻、緊縛ヌード、市井の人々…。
ひとりの写真家とは思えない多彩で圧倒的な量の写真は、これまでに500冊を超える写真集、著作となり、その制作意欲は尽きることがない。
2008年に前立腺癌の手術、翌々年には妻亡き後、荒木に寄り添い続けたチロが亡くなり、2013年には右目網膜中心動脈閉塞症により右目の視力を失うこととなった。
「私は写真というのが人生、写真人生だからね。
撮ることも見ることも写真に生きるという感じだからさ」。
歩んできた写真人生のさまざまな人との出会い、そして現在の心境とは。
荒木が60年間に撮影した写真の数々とともに語る12章。
巻頭には撮り下ろし写真による48ページのグラビアを、さらに巻末には生い立ちから現在まで80年間を網羅した写真入り年譜を収録。
― 出版社説明文より
- 判型
- 257 × 182 × 25 mm
- 頁数
- 232頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2020
- 言語
- 日本語
- ISBN
- 978-4-86152-785-2