Pre-ordering 洋子
深瀬昌久
฿1,602
原美樹子、ヒロミックス、石川真生、石内都、片山真理、川内倫子、小松浩子、今道子、長島有里枝、楢橋朝子、蜷川実花、西村多美子、野口里佳、野村佐紀子、岡部桃、岡上淑子、オノデラユキ、澤田知子、志賀理江子、杉浦邦恵、多和田有希、常盤とよ子、潮田登久子、渡辺眸、山沢栄子、やなぎみわ
฿3,203
日常や旅を題材にした数多くの作品を発表。90年代、神田須田町の新幹線高架下に平永町橋ギャラリーを開設 (6年間)。2001年よりワークショップ・須田一政塾を主宰 (2013年初めまで継続)。 東京綜合写真専門学校・東京造形大学非常勤講師、大阪芸術大学写真学科教授なども務めた。慢性腎不全を患い、2008年より人工透析治療開始。生前の個展は190回を超える。
2019年3月7日千葉市にて死去 (78歳)
この作品集は、1980年から2年間『日本カメラ』で連載された48点に、82年開催の写真展で発表された13点を加えた「物草拾遺」シリーズの全体像です。
「写真の画題を考えるというのは厄介なもので、いいタイトルなぞなかなか思い浮かぶものではない。とくに私の写真などは、日本の農民問題とか公害病とかはっきりした主題性をもつものではないから、早い話が題なんかどうだっていいのである。でも題がないのはなんだか顔がない人間みたいでへんだから無い知恵を絞って考えるわけであるが、いま私がやっているのは、人間の愛憎とか哀歓とかいった感情から極力遠去かって、人間でも物体でも、なるべく無機的なモノ自体としてつかまえて表現してみたいということなのである。そこから一流の思想や哲学が生まれてくるとも思えないが、一切の思い入れや憶測をまじえずにモノに対すると一体どういうことになるか、そのへんのところを手さぐりにさぐってみたいというのが私の考えなのだ。そのモノもなるべく日常的、ありきたり、どこにでも転がっているもののほうがいい。それも私は拾って歩くのである。」
― 須田一政『日本カメラ』(日本カメラ社、1980年12月号)「今月の口絵」より一部抜粋
― 出版社説明文より
shashashaは東京を拠点とするオンラインブックショップです。
2012年のオープン以来、世界中の様々なアーティストのフォトブックやアートブックを専門に取り扱っています。新刊、自費出版はもちろんのこと、新進気鋭のアーティストからベテランのアーティスト、伝説的な巨匠の作品まで、古本、希少本、絶版本まで、幅広いラインナップを取り揃えています。
shashashaで購入できる本は、どれも厳選されたものばかりです。日本を拠点としながらも、独自の視点と専門性を生かし、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、南北アメリカの興味深い出版社やアーティストの作品を取り揃え、多様で豊かなカタログを提供しています。