都とちひろ ふたりの女の物語
「母」から離れた「女」の輪郭。
ふたりの女が、愛し、働き、生きた時代。
写真を始めた28歳のときから、母の旧姓名を作家名として名乗ってきた写真家・石内都。
石内都は、絵本画家として知られる「いわさきちひろ」の人生を知るにつれて2歳しか年の違わない自分の母「藤倉都」との重なりに気づいた。
本書では、今年、石内都が新たにいわさきちひろの遺品を撮り下ろしたシリーズ『1974. chihiro』とともに、自身の母親の身体や遺品を撮影したシリーズ『Mother’s』を掲載。藤倉都といわさきちひろの生前の写真や資料、石内の視点を通して、同じ時代の空気を吸って生きたふたりの女の物語を綴る写真集。
― 出版社説明文より
- 判型
- 187 × 133 mm
- 頁数
- 200頁、掲載作品110点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2019
- 言語
- 英語、日本語
- ISBN
- 978-4-7630-1926-4