Entangled
Maude Arsenault
$51.49
1972年、滋賀県生まれ。2002年『うたたね』『花火』(リトルモア刊) の二冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。09年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞。2011年に米Apertureとの共同出版で新作写真集『Illuminance』(日本版はフォイル刊)を世界五カ国で同時出版。2012年に東京都写真美術館で「照度 あめつち 影を見る」を開催。最新刊に『光と影』(12年・私家版)、『照度 あめつち 影を見る』(12年・青幻舎刊)。 2013年に写真集『あめつち』を世界3カ国で同時出版。
著作は他に『AILA』(04年・フォイル刊)、『the eyes,the ears,』『Cui Cui』(共に05年・フォイル刊)など。主な個展に、"AILA + Cui Cui + the eyes, the ears," カルティエ財団美術館(05年・パリ)、Hasselblad Center (07年・イエテボリ)、サンパウロ近代美術館(07年・サンパウロ)、"Cui Cui"ヴァンジ彫刻庭園美術館(08年・静岡)、"Illuminance" Gallery at Hermès(11年・ニューヨーク)、 "照度 あめつち 影を見る"(12年・東京都写真美術館) ほか多数。主なグループ展に、アルル国際写真フェスティバル(04年・フランス)、フォトエスパーニャ (06年・マドリッド)、"カルティエ現代美術財団コレクション展" 東京都現代美術館(06年・東京)、"Blooming ブラジル-日本 きみのいるところ" 豊田市美術館(08年)、 " Le Mois de la Photo à Montréal "(11年・モントリオール)、 “Deutsche Börse Photography Prize 2012”(12年・ The Photographers’ Gallery、ロンドン) などがある。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から、はや4年の月日が流れました。震災は多くの人々の心身に癒えがたい傷跡を残しただけでなく、日本の社会が抱える様々な問題を浮き彫りにしました。
本書は、それぞれの手法で震災と向き合った15人の写真家の作品を収録。 引き返すことのできない「出発点」となってしまった3.11以後の日本を、時間を切り取る写真というメディアで振り返ります。
掲載作家:
荒木 経惟/三好 耕三/北島 敬三/川内 倫子/畠山 直哉/志賀 理江子/潘 逸舟/瀬戸 正人/武田 慎平/ホンマタカシ/田附 勝/新井 卓/米田 知子/川田 喜久治/横田 大輔(掲載順)
寄稿:マリリン・アイヴィ、林道郎
※本書は、ボストン美術館で開催中の「In the Wake 震災以後:日本の写真家がとらえた3.11」展に併せて刊行されました。
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