So It Goes, So It Goes
『So It Goes, So It Goes』は、年間を通してフランスで出版された写真集の中で、最も優れた作品に贈られるナダール賞を2019年に受賞した『So It Goes』の改訂版。
本書では、梶岡が「時間」「記憶」「場所」という概念に関連した作品を紹介している。このシリーズでは、これまでの作品と同様に、さまざまな時代の彼女の日常生活の断片を直感的なイメージで表現している。梶岡がこのテーマに興味を持ったきっかけは、カート・ヴォネガットの小説『スローターハウス5』を読んだことだった。
梶岡は長い間、出来事の年表や意味に魅了されてきたという。彼女によれば、写真は瞬間を切り取り、凍結させるものであり、印象を展示することは、時間の感覚と戯れ、この時系列の中に迷い込むようなものだという。
― 出版社説明文より
- 判型
- 160 × 210 mm
- 頁数
- 120頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2020
- エディション
- 500
- ISBN
- 979-10-95424-22-2