さすらい
東京での出来事にうんざりしていたある時、京都撮影の話をもらった写真家は何かを振り切るように京都へ向かう。
知らない街で、出会った同年代の人たち、そしてどこか陰湿な匂いのする空間。恋するように京都へ通い、そこで過ごした時間がかたちとなった全編モノクロームの写真集。帯文は石内都。
「冬に若い女がカメラを持って旅に出た。その行き先を特定する写真はほとんどないが、ページをめくるうちに、これは写真への旅の始まりであることに気づく。頭山ゆう紀は、どこまで行くのか眼が離せない。」
— 石内都(帯文より)
- 判型
- 210 × 286 mm
- 頁数
- 112頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2008
- 言語
- 英語、日本語
- ISBN
- 978-4-902080-16-2