荒汐部屋のモルとムギ
東京・日本橋浜町にある相撲部屋・荒汐部屋で、2匹の猫と力士たちが仲良く一緒に暮らしています。モルは、福岡で暮らしていた元野良猫。大人しいけど、けっこう肝がすわっています。ムギは、ある日部屋の前で捨てられていました。力士たちの部屋から絶対に出ようとしない超インドア派で、人見知りだけど、実は甘えん坊です。もちろん親方をはじめ、12人の力士たちも全員登場します。稽古や取り組みの、鬼気迫る表情とはうってかわった笑顔に、きっと和やかな気持ちになるはずです。モルとムギだけでなく、力士たちや部屋の情報もたっぷり。英訳も掲載しているので、最近相撲に興味を持ち始めた方や、海外の方にもオススメの1冊です。
〈荒汐部屋について〉
荒汐部屋は、元小結・大豊(おおゆたか)が、平成14年6月、中央区日本橋浜町に開いた相撲部屋です。現在、12人の力士と、床山、行司が所属しています。
― 出版社説明文より
本書は、2006年に設立した写真とデザインの会社「ゆかい」の主宰者・写真家の池田晶紀、メンバー・写真家の川瀬一絵、池ノ谷侑花によって撮影されたもの。テレビやSNSを通じて国内外問わず話題を呼んだ「世界で一番相撲を見ている猫」。相撲部屋・荒汐部屋で生活している2匹の猫・モルとムギ。本書は、厳しい稽古場で生活している力士らと、モルとムギとの愛おしく温かい関係を垣間見ることができる一冊になっている。各ページには日本語と英語でのキャプションがあり、読み進めるとモルとムギそれぞれの特徴を汲み取れる。
- 判型
- 187 × 256 mm
- 頁数
- 72頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2016
- 言語
- 日本語、英語