母恋 ハハ・ラブ (新装版) スペシャル・菩薩エディション
エディション30(イメージ2種、各エディション15、2種類の表紙の本にそれぞれに異なるイメージのプリントが付属)
バライタ紙にデジタルプリント(作家のサイン入り)
紙/イメージサイズ:130 x 180 mm/91 × 141 mm
2008年に赤々舎より刊行され、一大センセーションを巻き起こした殿村任香の衝撃的デビュー作『母恋 ハハ・ラブ』。その後絶版となっていた写真集を13年ぶりに新装版として禅フォトギャラリーより刊行。表題のモノクロのシリーズ「母恋 ハハ・ラブ」37点と、今回が初収録となる8ミリフィルムで撮影された家族のドキュメント「光は心の闇にありて」をテレシネで再撮影したカラー作品19点で構成されている。
「嘘つきは貴方も私も同じことです。
撮ってしまったものを、他人様がどう見られようとそれは勝手です。
憎しみも裏切りもすべては愛だと写真は云います。
生きてるだけで喜劇です。
私は私の撮らなきゃならないことを撮るだけです。」
母の目に不条理を見る。
己を無くすことが愛なら、
抗えない世は不条理でしかなく
それでも
命があるならば
抗うことが唯一のことであり
その原動力は愛しかない。
― 殿村任香
- 判型
- 180 × 260 mm
- 頁数
- 108頁、掲載作品56点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 30