猥写 - Small universe inside of me -
女性とエロスを人生に重ね合わせ追い続ける写真家、パイソン中村。様々な葛藤や母の死を経て、表現の場を外へと向け精力的に作家活動を開始。日常と隣り合わせの非日常を切り取った私写真で構成された、作者自身の初となる作品集。被写体となった女性たちから見える刹那な感情や生き様が糸となり彼の人生を綴る。
僕にとって写真とは、アートなんて空々しい言葉ではなくて、僕自身を写し出すもの。
母が亡くなった二時間後には飯を喰い、三日後には女を抱いている自分が居ました。
それも真実。
日々の生活に潜む狂気の世界
そんな多くの方が目を背けたり、ひた隠す情景に希望と愛すら感じるのです。
(ステートメントより)
― 出版社説明文より
- 発行年
- 2019