風をこぐ
2005年、福岡の路上で車に轢かれ、倒れていた一匹の犬。著者はその犬をフウと名づけ引き取り、その後、福岡から大阪、東京、ベルリンに渡り、12年間を共に暮らしました。『風をこぐ To Row the Wind』に収められているのは、橋本さんが12年間をともに暮らした一匹の犬、フウとの写真(262点)とエッセイ(2万文字)です。写真集名「風をこぐ To Row the Wind」は、事故による後ろ脚の後遺症で、全身でうねるように、前脚だけで風を漕ぐように進むフウの姿から橋本さんが付けたタイトルです。なお本写真集には、作家の多和田葉子さんが橋本さんの写真に心をお寄せくださり、推薦文をくださいました。
移りゆく季節・時間の中を散歩をするフウの後を追うように、写真集をめくっていただければ幸いです。
― 出版社説明文より
- 判型
- 146 × 195 mm
- 頁数
- 312頁、掲載作品262点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 日本語
- ISBN
- 978-4-907900-05-0