shashasha 写々者

2018年11月のParis Photo週間のパリで、Tokyo Rumandoは「THE STORY OF S」と題したライヴパフォーマンスを3夜にわたり行った。本書は『極東妄想』(2015)、『One Year, One Woman』(2016)など、長年にわたりTokyo Rumandoとのコラボレーション作品を生み出してきたZen Foto ギャラリー・ディレクターのマーク・ピアソンによるTokyo Rumandoのパフォーマンスの貴重な記録である。

『Paris Peep Hole』というタイトルからもわかるように、観客が外から覗き込むための覗き穴が開けられたドーム状の特設舞台の中で行われたピープ・ショー風のパフォーマンスにちなみ、実際の覗き穴と同じサイズのキューブ状のデザインとなっており、ぱらぱらとページを捲ることで臨場感あふれるTokyo Rumandoのパフォーマンスが再現される。