椎原治
椎原治が大阪の丹平写真倶楽部に所属していた頃、1930年から40年代にかけて発表された写真作品84点。フォトグラムやソラリゼーションなど実験的な方法で制作された作品が多く、とりわけフォト・パンチュールという絵画的視点で印画紙焼き付けをする技法には、画家として活動していた時期もある椎原のバックグラウンドが反映されているが、本書にはいわゆる風景写真、スナップショットなども合わせて収録されている。巻末には息子の椎原保によるテキスト「父、椎原治に思うこと」を掲載。
- 判型
- 210 × 152 mm
- 頁数
- 96頁、掲載作品84点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2018
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 600