なんのけない
とある海辺の田舎町に住むひとりの男性。
何の気なく暮らしているが、なぜか頭には、「はげづら」が。
しかし、何事もなかったように、日々は過ぎていく。
ページをめくるたび湧き上がる、彼がもたらす可笑しみと、どこか懐かしい風景が合わさった不思議な感覚は、懐かしい実家の匂いや、父親というものの存在、彼の生き様までも想像させ、静かで温かい世界が映画のように広がっていく。
美しいイメージと遊び心が同居するこの絶妙さは、ヘンテコで優しい世界。写真界に一石を投じるまったく新しい、かつ氏の原点・故郷と父親をとらえた待望のファースト写真集。
― 出版社説明文より
- 判型
- 305 × 228 mm
- 頁数
- 96頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2007
- 言語
- 日本語
- ISBN
- 978-4-289-03083-5