氷見
蔵真墨3作目となる写真集は、自身の故郷・富山県氷見市を中心とした作品。
〈蔵真墨の写真には、現代日本の家族が直面している、「凡庸で平和で退屈で、だからこそ貴重」なものから 何かの拍子にヌッと出てきそうな何かの気配が潜んでいるように思える。それはたぶん、「厄介なもの」である。〉 (笠原美智子の寄稿より)
― 出版社説明文より
「食べたり飲んだり、人とつきあったりする方法を身につけたこの場所に愛着を持っています。積極的に好きではないかもしれませんが身にしみついたものからは逃れようがないのです。このような写真を撮り、選ぶ私のものの見方もまたこの家族、社会、気象風土によってあらかた形成されたのですから。」
― 蔵真墨、あとがきより抜粋
- 判型
- 216 x 252 mm
- 頁数
- 80頁、掲載作品69点
- 製本
- ハードカバー
- 発行日
- 2013
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 600