花火景
唯一無二の時間と記憶が刻まれる、瞬間の花火景。
花火写真の第一人者 冴木一馬が、長年に渡り国内外で撮影してきた作品から選び抜いた約70枚の写真。
「花火は365日上がっている」との言葉通り、夏のみならず、新年のカウントダウンやスノーフェスティバル、さらにはベルリンの壁崩壊30周年時の花火まで、人々の記憶とともにある花火の光景を写し出します。
また、夕焼けの川辺と花火、三日月と花火、屋台や街の灯と花火など、季節の彩りと呼び交す繊細な色彩が展開されます。
それは、空に咲く花と、各地の風土や暮らしが融け合った、瞬間の花火景。
隣り合う光と闇によって、唯一無二の時間と記憶が刻まれます。
巻末に川本三郎<寄稿>「はかなく美しい花火」を収録。
― 出版社説明文より
- 判型
- 247 × 182 mm
- 頁数
- 120頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2020
- 言語
- 日本語
- ISBN
- 978-4-86541-126-3