Gate Hack Eden
金村修は、2024年9月に東京のCave-Ayumi Galleryで開催された同名展覧会に併せて出版された『Gate Hack Eden』で、自身の写真家としての実践を明らかにしている。本書は、4つの異なるモジュールで構成され、それぞれに400枚のイメージが収められている。そびえ立つ廃墟の風景は、かつてあったものの痕跡に彩られ、今もあり、これからもあり続けるものの本質を現している。写真、ドローイング、フィルム、コラージュの断片の中で、金村は場所と概念の両方としての都市を探求し、物質性の本質と写真との関係を探っている。
各モジュールに含まれるイメージは手作業で分類、配置されており、『Gate Hack Eden』は一冊一冊がユニークな作品となっている。また、金村修とポーリン・ヴェルマーレ(ニューヨーク・ブルックリン美術館写真部門キュレーター)による詳細なエッセイが収録されている、5番目の小さなモジュールも含まれている。
- 判型
- 163 × 117 × 81 mm
- 頁数
- 1648頁
- 発行年
- 2024
- 言語
- 英語、日本語