Dhaka Diary
ドイツ人写真家のPeter Bialobrzeski(ピーター・ビアロブルゼスキ)は、「City Diary」シリーズの第11弾として、バングラデシュの首都であり、世界で4番目に人口密度の高い都市であるダッカを取り上げた。
ダッカに滞在したときの日記として、写真を世界の出来事の中に位置づけ、短い滞在期間中に彼自身が体験したことを簡単に紹介し、一連の都市風景が始まる。ビアロブルゼスキは、各通りの各要素が、ある瞬間の、ある街角の、活気に満ちたエネルギッシュな(そして視覚的に美しい)記録の一部として、一定の重要性を持つようにしている。一方で、一連のイメージは全体として、都市の構成、絶え間ない発展と成長、そして妥協の状態のポートレートとして形成されている。
「2019年2月25日、異常な降雨で朝の撮影ができない。ドイツの緑の党の議長がラジオで話しているのを聞いていると、西欧ではメタ問題を扱っているのではないかという気がしてならない。ドイツでは公害がどんどん減っているのに、ダッカでは毎日息をするように増えている。二酸化炭素ではなく、一酸化炭素なのだ。繰り返しになるが、私は排出量に値段をつけてくれる大いなる力に祈りたい気分だ。」
— ピーター・ビアロブルゼスキ
- 判型
- 210 × 140 mm
- 頁数
- 112頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 英語
- エディション
- 500
- ISBN
- 978-1-908889-86-7