Concrete Stories II
2018年、第一弾の『Concrete Stories』で香港の住人の日常生活から本物の瞬間を集めて発表することに成功したRomain Jacquet-Lagrèzeは、街の中のオアシス-屋上エリアを見つけました。それは、香港の風や景色を楽しむための秘密の花園以上に、香港人の秘密の楽園であり続けています。ルーフトップ・バー、ルーフトップ・レストラン、グリーン・ルーフなど、友人や家族と特別な時間を楽しむための重要なエスケープ場所となっています。
そんなカラフルな生活もさることながら、この高密度な都市をよく見てみると、いたるところにルーフトップ・リビングがあることが分かります。本書は、香港の人々の屋上生活のもう一つの秘密めいた側面を明らかにし、人々の敏捷性、柔軟性、回復力を示すことができます。両巻を読み終えたとき、読者はこの街の風景を全体的に見ることができ、そこで社会に無限の奇跡を生み出していることに気付くでしょう。
『何であれ生きていれば、その生活の中で起こりうる小さな喜びや恵みの瞬間。例えば、アンテナを修理するような、ごく日常的なことでも、ある場所で、夕日や朝日に照らされながら行うことで、その人がより凛々しく見える。そんな日常の中にある“華”を探しているんです。』
― Romain Jacquet-Lagrèze
― 出版社説明文より
- 判型
- 285 × 245 mm
- 頁数
- 104頁、掲載作品68点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2022
- 言語
- 英語
- ISBN
- 978-988-79177-5-5