黄色い太陽
黄色い太陽
世界中が注目する才能が写し出す父、故郷、ニューヨーク、そして家族
フレームに収めた静謐の先に広がる美しい日常の世界
多くのファッションブランドとの協業で、世界中のクリエイターから注目される写真家、小浪次郎が満を持して発表する渾身の豪華版作品集。キャリアのほとんどをかけて撮り続ける、パーソナルでセンシティブな作品群を一望できる集大成。限定冊子「父をみる」でも一部発表された出身地の八丈島と父、現在活動の拠点とするニューヨークと家族の物語性がスチルを通して普遍世界の在り様を写しとる。
「オヤジ、あなたがいなくなってから8年が過ぎた。その煙が空に消えてからよく空を見るようになった。鳥を雲を夜空に舞う星を。
子供ができて俺は気づいたんだ。20歳の頃は分からなかったあなたの道を現在は少し理解できる。今さらになって向き合って、問うんだよ。自分は何を見てきたかと。と同時に今、目の前にある景色が美しいと。思えるようになった。」
― 出版社説明文より
- 判型
- 270 × 225 mm
- 頁数
- 304頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 英語、日本語
- ISBN
- 978-4-86506-377-6