Belleville
2010年からThomas Boivinは、パリの近隣地域とそこに住む人々をテーマに、美しく瞑想的なモノクロ写真を撮り続けている。
“美しい街”を意味するBelleville(ベルヴィル)は、一般的なパリのイメージを象徴する場所であると同時に、常に変化し続けている場所でもある。パリの東部に位置し、アーティストやフランスを初めて訪れる人々を惹きつける多文化なエリアとなっている。
「私は移住してすぐにこの街の街並みや人々を撮り始め、何年も撮り続けました。何より人を撮ることに意義があります。写真には、街の様子はほとんど写っていませんが、私がベルヴィルの街を歩いたときの感覚が伝わってくるようです。美しさと朽ち果て、楽しい瞬間と悲しい瞬間が混在し、光の暖かい感覚と、一日中歩き回って見知らぬ人の目を探しているような苦くて甘い感覚が......」
― Thomas Boivin
― 出版社説明文より
- 判型
- 275 × 225 mm
- 頁数
- 100頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2022
- ISBN
- 978-1-913288-39-6