Who Is Michael Jang?
「マイケル・ジャンとは何者なのか? 彼がヒップスターなのかオタクなのか、コンセプチュアルな天才なのか、それとも直感的な知識人なのかは分からない。私が知っていることは、彼が今まで見た中で最高の写真を撮っているということだけだ」― アレック・ソス
マイケル・ジャンは、ポートレートを専門としたコマーシャルフォトグラファーとして成功し約40年を過ごしてきた。しかし、その間発表されることはなかったが、彼は何千枚もの膨大な注目すべき写真のアーカイブを集め、いくつかのシリーズを制作していた。それらは「The Jangs」(1973年)、「Beverly Hilton」(1973年)、「San Francisco」(1973-1987年)、「Summer Weather」(1983年)、「College」(1972-1973年)、「Punks & Poets」(1978-1980年)、「Garage Band」(2001年)として、今では非常によく知られている。
2001年にはジャンは、約40年間明らかにしなかったその膨大なアーカイブを、サンフランシスコ近代美術館へ持ち込む。彼の作品はすぐに高い評価を受け、近年は国内外の展覧会や書籍でそれらの作品を公開している。マイケル・ジャン初の大規模なモノグラフとなる本書は、真に個性的なジャンの作品を包括的に捉える機会を私たちに提供している。
序文をエリック・ケッセルが寄稿。ジャンの長年の協力者であり、サンフランシスコ近代美術館写真部門のキュレーターであったサンドラ・フィリップスが解説を寄せている。
- 判型
- 306 × 245 mm
- 頁数
- 280頁、掲載作品223点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2020
- 言語
- 英語
- ISBN
- 978-0-9975935-9-4