イッセイさんはどこから来たの?三宅一生の人と仕事
常に独自の観点で、衣服の概念を変えるものづくりを一貫して行ってきたデザイナー三宅一生。
2016年2月にタッシェンより発売された集大成ともいえる書籍『Issey Miyake 三宅一生』(北村みどり企画・責任編集)に収録された小池一子のエッセイ8章に、書き下ろしの第9章を加え、新たな読み物として一冊に。
学生時代からの三宅を知り、その目覚ましい活躍と、ものづくりだけに留まらないさまざまな活動を特別な距離で見守り、関わってきた著者だからこそ描き得る仕事と人と成りを、同時代人としての小池らしい含蓄に富むテキストで仕上げています。
また、日本のクリエイティブを支え続けている小池ならではの表現と視点は、三宅を中心にその時代感覚も巧妙に描き出し、ドキュメンタリーとして興味深い作品が生まれています。
各章には、横尾忠則が1977年から1999年までの間で手がけたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状から、約30点をカラー図版で掲載。
活版印刷の重厚感ある縦組みの日本語テキストと、洗練された横組みの英語テキストが対を成す、浅葉克己の手腕の光る単行本になりました。
― 出版社説明文より
- 判型
- 257 x 182 mm
- 頁数
- 206頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2018
- 言語
- 英語、日本語