shashasha 写々者

『Vantage Point』は、アメリカ人アーティストDaniel Everettとスウェーデン人アーティストMårten Langeによる共同出版物です。

このプロジェクトは2016年、コペンハーゲンのKunsthal Charlottenborgで開催された「One Thousand Books」フェスティバルの期間中、Everettの著書『Swrough the Universe in Perpetuity』（Études、2015）の展覧会での会話から始まりました。その場にいたLangeは、Everettの画像のひとつをすぐに見分けました。その結果、彼はEverettと全く同じ場所から、全く同じ画像を撮影していたことが判明しました。この驚くべき偶然をきっかけに、2人はそれぞれの日本旅行で撮影した写真をさらに編集し、1冊の本にまとめる作業を開始しました。2020年、オランダの写真雑誌『FOAM』は56号でこのプロジェクトの抜粋を掲載し、本書はその全作品をまとめたものとなります。