Time As River
「アンヌ・アアルトがヘルシンキという同じ場所になんども足を運んで写真を撮り続けたのはなぜだろう。 見る者にその理由を知る必要はない。しかし、その旅の反復は、彼女の視線を、 定住者のものでも通過者のものでもないものとして、 つまりは、日常か旅かという二項の間に、 いわば詩的な未決定性に湛えて広がる通路にとどまるものとして組織することになったのだと思う。」 (本書に収録されている林道郎「写真的振動と世界:ヘルシンキのアンヌ・アアルト」より)
― 出版社説明文より
- 判型
- 286 × 230 mm
- 頁数
- 80頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2019
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 500