波を綴る
ハワイの島々は私の中で強い輪郭を持って存在している場所であり、たくさんの人達と出会い、お互いの時を重ねてきた場所でもあります。
偶然とも必然ともとれるような出会いから大切な存在となっていった彼らと日々を過ごしていくうちに、 いつからかハワイの島々が持つ歴史や風土がリアリティーと意味を持って自分に迫ってくるようになりました。
変わりゆく風景の中にも大切な人達が生きてきた時間や心の動きが映っている、そんな風に思います。
人々が生きてきた時間を包含しながら、今なお動き続けるハワイの島々。
自然の脅威を肌に感じながらも、全てを受容するように島で生き続ける人々。
今になり思い返してみると、私は十数年かけてそのような人間と島の在り方を垣間見させてもらったのかもしれません。
― 出版社説明文より
- 判型
- 225 × 200 mm
- 頁数
- 188頁
- 製本
- ソフトカバー、ケース
- 発行年
- 2019
- 言語
- 英語、日本語
- ISBN
- 978-4-9909358-1-8