遠くから太鼓の音が聞こえる
自らは暮らしたことのない先祖代々住み継がれた場所を歩き、土地からメッセージを受け取る。『さようであるならば』から11年ぶりの新作。
「それで、何か分かったかね」ふと声が聞こえたような気がする。この世に神がいるのなら、こんな風に語りかけてくる存在に違いない。(中略)菩提寺の大学寺、お墓のある惣右衛門、義父の母方の実家があった吉永を足がかりにして彷徨い歩いた。
― 多々良栄里(本書あとがきより)
- 判型
- 265 × 230 mm
- 頁数
- 112頁、掲載作品107点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2023
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 500