新編 津軽 聊爾先生行状記 SPECIAL EDITION
秋山亮二は戦後日本を代表する写真家のひとり。『津軽・聊爾先生行状記』は1978年に自身初の写真集として発表された、秋山の初期の代表作です。70年代半ば、しばらく東京を離れて暮らしてみたいと思い立った秋山は、ユニークな発想のもと、新たな作品づくりに取り組み始めます。それは「仮想の支局長として自らを地方都市に派遣し、その暮らしを仮想の本社へ写真でリポートする」という試みでした。家族とともに1975年夏から1977年春にかけて青森県弘前市に移り住んだ秋山は、津軽の地で過ごした月日と、出会った人々を写真で記録していきました。これらの写真群は、戦後の高度経済成長を糧に発展する地方都市の文化をとらえつつ、津軽の人々の日常と人生の機微を、彼らに心を重ねようとする写真家の人間味あふれる視点から表現しています。収録作品42点の内、4点が1978年刊行版には未収録の作品。
― 出版社説明文より
プリントのペーパーサイズ:127x178 mm
プリントのイメージサイズ:105x105 mm
*オリジナルプリントのイメージは掲載画像の最後(9番目)となります
- 判型
- 210 × 210 mm
- 頁数
- 96頁、掲載作品42点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2020
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 100