SWITCH 3冊セット:奥山由之、浅田政志、佐内正史
SWITCH Vol.37 No.3「特集 奥山由之 写真の可能性」
奥山由之はいつも怒っている。
周りに当たり散らすわけでもなければ、しかめ面をしているわけでもない。
口調は丁寧で、物腰も柔らかい。笑顔も絶えない。怒っているようにはとても見えない。
けれど、彼の内側では常に怒りの炎が燃えているのだ。何に対して。
写真の置かれている状況に対して。そしてその状況のただ中にいる自分に対して。
奥山由之の写真術を紐解く完全保存版!
森山大道との貴重な対談も収録。
SWITCH Vol.38 No.10「特集 浅田政志と家族写真」
家族4人がラーメン屋や消防士、極道、調理師など様々な職業に扮した写真集『浅田家』で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・浅田政志。
その後、「撮影日が記念日になる」写真を撮るべく、日本中の様々な家族の元を訪れ、その写真の力で、ありふれた日常を人生の特別な1日へと鮮やかに転換していった。
浅田政志の写真はなぜ被写体にとって、そしてそれを見るものにとって「特別なもの」となり得るのか。その秘密を解き明かす徹底特集。
アルマーニをまとった女優たちと荒木経惟によるフォトセッション連載も収録。
SWITCH Vol.38 No.1「特集 佐内正史 無限の写真家」
写真家・佐内正史は「朝起きてから寝るまで写真のことを考えて、寝ている時も写真予知夢を見る」
そして、佐内は2018年から頻繁に詩の朗読を行っている。
「“写真家”というのは言葉にする人のことで、言葉にすることが写真人生なんだと思った」
「写真」と「言葉」という表現を通して、佐内正史がやろうとしていること。
終わることない“途中”にいる彼の“無限”を記録する特集。
表紙巻頭には女優・満島ひかりを迎えての撮り下ろしフォトストーリーを掲載。また、文芸誌で詩の発表や回文の創作も行う満島による即興回文と佐内の写真によるコラボレーションも展開。
- 判型
- 280 × 220 mm
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 日本語