No One is Here For You
2020年、コロナ状況下の「東京」に生きる感性豊かな若手クリエイターやアーティストたちを被写体とし、彼ら彼女らの生活を通して静けさに包まれた大都市の夜に潜む孤独や哀愁など繊細な感情を記録し、表現する写真シリーズです。
緊急事態宣言や外出自粛などコロナ渦の中、予期せぬ生活環境の変化により孤独をより感じている方々が大勢いるかと思います。東京だけでなく全世界で共有したこの一年の経験を通して、より多くの鑑賞者の方々に作品のメッセージを共感して頂けるのではないかと考えております。
被写体には、女優・モデル趣里、池田エライザ、中村里帆、林田岬優、見上愛、長田侑子、小森リオ、高橋佳子、甲斐まりか、俳優・渡部豪太など様々な分野で活躍する表現者の方々に参加頂いております。
また、 近年の映像作家としての経験とその作風を用いたストーリー性のある映像的な写真作品は、2016年にニューヨークの出版社「Damiani」と出版した写真集『Everyday is Doomsday』以来5年ぶりのジュリアンレヴィによる写真集となります。映像作家ならではのシネマティックな静止画での作品表現に加え、日本語、英語、フランス語での短い文章も添えることによりストーリー性を持たせた写真集にしたいと考えております。
― 出版社説明文より
- 判型
- 200 × 300 mm
- 頁数
- 142頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 英語、日本語