Leaving and Waving
アメリカ人フォトグラファー、ディアナ・ダイクマン(Deanna Dikeman)の作品集。本書は、作者が家を訪れた後に手を振って別れを告げる両親の様子を27年間にわたって撮影した一冊。作者が家を出る時、カメラは必ず両親に向けられていた。1991年から始まったこのスナップシリーズは、日を重ねるごとに儀式のようになっていった。季節の移り変わりや年月の経過とともに、白黒写真とカラー写真に分けて、両親との別れの様子を記録している。もともと「Relative Moments」という大規模な作品群の一部であった本作は、家族、時間の経過、そして別れの悲しみについて探求した、心のこもったシリーズである。
― ディストリビューター説明文より
- 判型
- 235 × 190 mm
- 頁数
- 112頁、掲載作品66点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 英語、フランス語
- ISBN
- 979-10-96383-21-4