カムイミンタラ
神様たちの遊ぶ庭へ
自然光にこだわり、独自の空気感を漂わせ活躍を続けている写真家・藤井保。
“日本人として日本をきちんと撮りたい”という想いから「まるで地球の皮膚に触れているような気分」と自身が語るほど自然の中に身をゆだね、10年近い歳月、日本の大地と真直ぐに向き合ってきました。
日本の東西南北の島々を巡り、撮影した前作『ニライカナイ』から7年、その続編となります。
ありのままの自然の美しさ、地球の内側から溢れてくるエネルギー、そして私たちがまだ見たことのない“神々の庭”。
新たな日本の大地が、そこには静かに力強く広がっています。
[カムイミンタラ]
アイヌ語でカムイとは神と熊の意。ミンタラは庭、外の草が生えていない所の意。カムイミンタラは「神々の遊ぶ庭」と訳すことができ、神聖な山々を祭り場として崇めた。又、ヒグマの多い所の地名としても使われた。
- 判型
- 305 x 218 mm
- 頁数
- 76頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2006