shashasha 写々者

グッドデザイン賞やドイツのred dot賞などのデザインアワードを多数受賞したプロダクトデザイナー寺内ユミが、伝統工芸の職人とともに作り上げた“作品への想い”をアートブックとして出版。日本の伝統工芸と現代美術を融合し、現代の生活に溶け込む生活用品をデザイン、ブランディングしている。

「作品のみかが主体ではなく、そこに在る作品、その先にある技、その根底にある環境や人で積み上げらえているという本質を感じ取っていただきたい。頁をめくりながら感じられるものづくりの背景は、フォトグラファー越谷喜隆とプロジェクトエディターの松浦麻沙子の協力により構成された、深く美しく優しく映し出された世界。私たち日々生活の中で大切にしているコトの背景を、ゆっくりと感じ、何か安心し、ほっとし、癒される、時々うふっと笑みがこぼれる。また、日本の地域ごとの環境やものづくりがあることを知る機会になってほしい。多くの方が、それぞれの感じ方で心地よい気持ちで閉じていただけたら嬉しいです。」
― 寺内ユミ