裏鏡
林軒朗(リン・シュエンラン)は、台北を拠点に活動している若手写真家。清里フォトアートミュージアムでの、2016年度ヤング・ポートフォリオ(YP2016)で選抜され、TIVACフォトグラフィアワードでは審査員賞を獲得。本書は、林軒朗が500部のみで自費出版したもの。意識的に見ることと無意識的に見えることの違いを模索するように、林軒朗の様々な目線から見る世界が表現されている。ページをめくるごとに偶然性と必然性の瞬間を垣間見ることが出来る。道を行き交う人々の思いもかけない表情や存在感、断片的なストーリーを感じさせるような事物など、視覚芸術の興味深さを感じさせる一冊になっている。
- 判型
- 196 x 148 mm
- 頁数
- 56頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2017
- エディション
- 500