Vacuum 04
2022年1月10日『VACUUM 04』が完成しました。
このシリーズが始まってから4冊まできて思うことは、10人分の写真を合わせて浮かび上がる、実在はしないある1人の路上の記録の本になっているような気がしてきました。
そして毎号違う印象に仕上がるので、毎号違う1人が現れてくる、そんな気がしてきます。
しばらくページを繰りながらボーっ考えてみましたが、10人の路上で繋がって現れる異形の都市を歩いている様な感じが一番しっくりしてきました。
こんな事を綴っているのは、何故かというと、本日『VACUUM 04』が仕上がり、そのまま次号『VACUUM 05』の編集まで終わらせた時、
毎回違った内容になっているのはどうしてかしらん、そう思ったからでした。
― 出版社説明文より
- 判型
- 280 × 210 mm
- 頁数
- 168頁、掲載作品84点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2022