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丸、三角、四角の記号を用いたタイトルは、江戸時代の僧侶、仙厓の禅画が由来。油絵から写真へと転身したという著者の、絵画の世界で培った色彩構成や構図理論を生かした、カラー写真群。師である金村修によるテキストを収録。
何が描かれているかという思索や、造形上の観察ではなく、一気にそのもの自体の内奥に飛び込ませる開けた世界が広がっている。まずは認識の外へ出てみる。計り知れなさに向かって歩み出すことが必要なのではないかと思う。
― 佐久間里美、あとがきより抜粋
- 判型
- 210 x 210 mm
- 頁数
- 36頁、掲載作品24点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2018
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 300