やとのたちもり
その土地で育っていたらこの写真は撮れなかったであろうし、村人を見ながら田舎に住んでいる私はいつまで経っても「余所者」ーよそものーでありその眼は失わないでおこうと思っています。
やと「谷戸」は里山であり、「たちもり」は1日・朔日(ついたち)と月末(つごもり)で日月と書いてたちもりと読むそうです。私の勝手な解釈ですが時間を表す言葉として考えており「やとのたちもり」は私の造語です。(本書あとがきより)
「元伊勢」といわれる場所への静かで深い、慈しみを含んだまなざし。
- 判型
- 182 × 257 mm
- 頁数
- 64頁、掲載作品59点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2024
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 200