Tokyo Summer 2020
2020年夏、東京のストリート・フォトグラフィー。川沿い、都県境、住宅街、バック・ストリート、廃園直前の遊園地でのモノクローム・スナップ。繁華街や雑踏では見えない日常生活圏の「リアル東京」。岡本正史にとって町は舞台であり行き交う人は登場人物である。人と町のドラマとエピソードが瞬時に切り取られ、ありふれた何気ないシーンが既視感をくすぐり不思議と長い余韻を残す。ラストの蟻のような「走る人」が、2020年コロナ禍の夏の不安と希望を的確に象徴している。
- 判型
- 272 × 228 mm
- 頁数
- 64頁、掲載作品59点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2021
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 300