Tokyo
大塚は2003年頃から東京でモノクロフィルムでのストリートスナップ写真の撮影を始め、2012年までの期間に撮影した作品の中から70枚を厳選し、本写真集を出版した。彼女の撮影スタイルは、路上で出会う人々の数秒後の位置や動きを予測し、フレーム内に入るであろう人々により形作られる決定的ともいえる瞬間を切り取る、というものである。喜怒哀楽や虚無感といった人間の内面を捉えるということもまた、彼女の写真撮影のテーマである。
2020 年に入り、本写真集からの作品数点が海外でのグループ展にて展示され、コンペティションのウェブサイトにて掲載された。
- 判型
- 256 × 226 mm
- 頁数
- 72頁、掲載作品69点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2012
- エディション
- 300