神話機械
火と桃投げと別離の古代神話から、人外で永久に演じつづけるマシンたちの神話世界へ。
美術と舞台を往還するやなぎみわ、10 年ぶりの大規模個展「神話機械 Myth Machines」公式図録(高松市美術館、アーツ前橋、福島県立美術館、神奈川県⺠ホールギャラリー、静岡県立美術館)。
福島の桃を撮影した新作シリーズ〈女神と男神が桃の木の下で別れる〉や、自動で演じつづけるマシン4機がつくりあげる演劇空間《神話機械》の会場写真を中心に、これまでの代表作や演劇アーカイブなどの資料も充実。
目次
作品 Works
演劇アーカイブ Theatrical Archives
作品一覧 List of Works
テキスト
「乗り入れの箱」毛利直子(高松市美術館学芸員)
「桃と境界をめぐって」荒木康子(福島県立美術館学芸員)
「折口信夫、中上健次、やなぎみわ──「うつほ」の共振」安藤礼二(文芸評論)
「遊行する機械──やなぎみわのステージトレーリング計画」高山 宏(視覚文化論)
略歴 Biography
主要文献目録 Bibliography
― 出版社説明文より
- 判型
- 285 × 210 mm
- 頁数
- 128頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2019
- ISBN
- 978-4-904702-76-5