石巻 - 2011.3.27~2014.5.29
2011年3月11日14時46分、宮城県沖を震源とするマグニチュード9.0、震度6~7の地震が東日本を襲った。地震と津波による死者15,884人、行方不明者2,633人(2014年3月現在、警察庁調べ)はもとより、生き延びた人々も、過酷な生を強いられ現在に至っている。宮城県石巻市は今回の地震により、甚大な被害を受けた。2014年7月現在、直接死3,271人、関連死253人、行方不明者436人(石巻市役所調べ)となっている。
石巻出身の写真家・橋本照嵩は震災後、現住所の埼玉とふるさと石巻を通算36回往復し、延べ360日にも及ぶ日々、「ふるさと石巻」を撮り続けた。1000年一度といわれた震災は、人々にとっていかなるものだったのか。何を奪い、何を残したのか。これは、震災が人々の暮らし、人生、価値観、内面に、いかなる作用を及ぼしたのかを問い続けた写真集である。
- 判型
- 183 x 245 x 20 mm
- 頁数
- 220頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2014