Gleam
撮影舞台は世界遺産・清水寺。これまで10年に渡り清水寺を撮影してきた写真家・須藤和也が、現在の自身の視点で捉え、編み出した写真集である。
「微光」という意味をもつ『gleam』をタイトルとしたこの一冊は、見た人の心の深い場所に沸き起こった思いをやさしく照らす。
今まで気づかなくとも、言葉や形になっていなくとも、彷彿されたその思いはきっと自ずと「祈り」とは何であるか、向き合うきっかけになるでのはないだろうか。
― 出版社説明文より
微かな光の中、仏の表情から感じる、
その背景に確かに存在する歴史と人々の思い。
仏教が伝来する以前から
我々に宿る自然信仰の精神。この写真集は、人の手によってつくられ
同じ姿で在り続けている仏像と、
この時にしか捉えられない自然の刹那の光景を
物理的に対比させることで、
「祈り」の気配を伝えている。
- 判型
- 310 × 208 mm
- 頁数
- 40頁
- 製本
- ハードカバー、ケース
- 発行年
- 2023
- エディション
- 500