されど
大阪の下町を中心にした関西一円。人々は生き生きとしていて、それを好奇心と親しみを持って撮影する脇田のまなざし。軽快・卓越したモノクロスナップ。
雨が上がれば空を見上げ、
花が咲けばボンやりと見つめ、
ステキな人とすれ違えば振り返る。知らない町で
忘れてはいけなかった誰かを
探し歩くその行為は
時の流れへの期待なのか。
それとも未練なのか。ただ一閃、 されど一閃、
小さな光が起こした短い詩々。
眩しくも冗談のような現実は、
もうしばらく僕を魅了するだろう。― 脇田耕二(本書あとがきより)
- 判型
- 233 × 230 mm
- 頁数
- 84頁、掲載作品79点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2023
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 250