a Handful of Dust
イギリス人のキュレーター、ライター、そしてアーティストでもあるDavid Campany(デヴィッド・カンパニー)が、2015年にパリの現代写真センター「LE BAL」の5周年記念展としてキュレーションした展覧会「a Handful of Dust - from the Cosmic to the Domestic」の為にLE BALとMACKが共同発行した図録。本展覧会企画に当たり、作者が着想を得たのは、1922年にマルセル・デュシャンの作品「大ガラス」に積もった埃を マン・レイが撮影し、後に「埃の培養」と名付けられた作品。その写真は抽象的であり、写実的であると共に、アートワークでありドキュメンタリーでもあった。通常、衛生的理由や産業的理由からもその存在が排除の対象となってきた「埃」がモチーフとなっている写真・ビデオ作品を新旧の著名作家及び匿名の新聞掲載写真、ポストカード、雑誌の切り抜きなどから幅広く集め、まとめられている。
主な作品収録作家:Man Ray(マン・レイ), John Divola(ジョン・ディボラ), Mona Kuhn(モナ・クーン), Gerhard Richter(ゲルハルト・リヒター), Nick Waplington(ニック・ワプリントン), Jeff Wall(ジェフ・ウォール)など
— ディストリビューター説明文より
- 判型
- 240 x 200 mm
- 頁数
- 232頁、掲載作品180点
- 製本
- ソフトカバー、小冊子収納
- 発行年
- 2015
- 言語
- 英語