写真家、フォトジャーナリスト。読売新聞写真部で、国内外の報道写真やドキュメンタリーを制作。東日本大震災をきっかけに2015年からはフリーとなり、福島県に拠点を移す。主に福島第一原発事故に関わる題材を中心に写真作品の制作を続けている。哲学、民俗学への関心を持ち、宇宙の真理を探求するために作品制作をしている。

年表

1977 - 長野県諏訪市に生まれる
1997 - バックパッカーの傍ら写真を始める
2000 - 早稲田大学文学部卒
2002 - 武蔵野美術大学建築学科卒
2003 - 読売新聞東京本社写真部に所属
2015 - フリーとなり福島県福島市を拠点に活動を始める
2019 - 福島県会津美里町に拠点を移す

出版物

2016 -「1500日 震災からの日々」新日本出版社
2018 -「NIGHT FOREST 夜の森」私家版
2020 -「One last hug 命を捜す」青幻舎
2021 -「紡ぎ音」入江泰吉記念写真賞実行委員会

個展

2002 -「アフガンティーの香り」 コニカミノルタプラザ 東京 
2016 -「もう一度だけ/One last hug」 ニコンサロン 銀座、大阪
2019 -「Blue Persimmons」 ニコンサロン 銀座、大阪
2020 -「One last hug」 シリウスフォトギャラリー 東京
2021 -「Blue Persimmons」シンガポール国際写真祭
2021 -「Blue Persimmons」大邱フォトビエンナーレ 韓国
2021 -「紡ぎ音」 入江泰吉記念奈良市写真美術館 奈良
2022 -「Blue Persimmons」 KG+SELECT 京都
2022 -「紡ぎ音」 HOKKAIDO PHOTO FESTA 札幌


グループ展

2016 -「日本の復興力~世界の災害に応用~」 日本ギャラリー ニューヨーク
2017 -「Before now, Then」 フォーカス・フォトグラフィーフェスティバル ムンバイ
2021 -東日本大震災10年復興支援写真展「過去からその先の未来へ」 宮城

受賞

2002 - コニカフォトプレミオ
2013 - Critical Mass Top 50
2017 - Tokyo International Photography Competition, Winner
2017 - DAYS国際フォトジャーナリズム大賞審査員特別賞
2017 - NPPAベストオブフォトジャーナリズム3位
2020 - 入江泰吉記念写真賞
2020 - W ユージン・スミス賞

収蔵

国際写真センター

岩波友紀の書籍